そういえば冬眠の終わり

gilles-nao2008-03-22

正月が明けてからずっとばたばたしていて、かつ寒かったので休日の研究生活の拠点を床暖房のあるリビングに移していたため、デスクがずっと物置状態になっていたが、今日久しぶりに片付けた。

片付いた机では、研究ではなく、ある講演会の準備のため、実務的でやや将来展望的なフレームワークを考えていたのだが...これが結構楽しい。
学術的な研究だとどうしても「どのように実証するか」を考えるため、ついつい実証的な先行研究に擦り寄った仮説を立ててしまいがちなのだが、日頃の実務的な課題に向き合い、それらの解決を思い描きながら考えるフレームワークの仮説は、私にとってはるかに生き生きしたものに感じられる。
う〜む、やっぱりこっちの方が向いているのだろうか?

机だけでなく、私の思考もいろいろな制約条件に追われてちょっと冬眠気味だったが、そろそろ終えるとするか。