そういえば学会発表の季節

昨日は大学で、今日は学会で発表となった。二日続けての発表ははじめてだったが、両方とも評判がよく一安心。

関連するテーマの先行研究をGoogle Scholarで洗い出し、パリに行く途中の飛行機で作業をしようとしたが全くはかどらず、滞在先の宿の心地よいソファーでようやくフレームワークのversion 1をつくり、帰国してから新たに日本の近接するテーマの研究を見つけ、あわてて見落としがちだった日本の先行研究を図書館にこもって調べ、追加された膨大な文献とそれらが引用している新たな系譜の研究を前にどうしたらよいかわからないまま、先週は貴重な週末に出張も入り、平日は研究などできるはずのない生活なのでどうなることかと思ったが...結局新幹線の移動中と今朝の学会発表前の3時間がもっとも生産的な時間になった。

本当に集中できれば、実は時間はそれほどいらないんだということを改めて実感。問題は、その集中できる状態までいかに持って行くかですね。