そういえばコート・ドール

調理場という戦場
ちょっとご無沙汰していたコート・ドールに羊とアスパラを食べに行った。

この店、いつも思うのだが完璧。

最近ちょっと客層がミーハーになったかも、という気もしないでもないが、食事が出てくるとそんなことを忘れさせてしまう、創造的でありながら堅固な料理の世界観と、でしゃばりすぎないがそれぞれ魅力的なキャラクターのソムリエ、ムッシュの接客...

昔からここはファンだったが、二年ほど前、「マーケティング職人」としてスランプだったとき、斉須さんの「調理場という戦場」という本を読んで勇気づけられ、乗り切ったことがあった。以来、この店に行くたびに、食を楽しむことに加え、プロフェッショナルの仕事のレベルを再確認する、という儀式が加わった。

いい仕事をしよう。


参考:
「調理場という戦場」 (斉須 政雄 2002)
「コートドールの魅力」 (All About 嶋 啓祐 2002)