噂のマンション業界の「湾岸戦争」が三田界隈で展開されていた。
おしゃれな広告とユニークなコンセプトで話題の「芝浦○○タワー」のモデルルームはさすがの人気で、外から見える駐車場は一杯で、青色の印象的な袋を下げた人があたりに目につく。すると、そんな袋を持っている人たちにしつこくビラとパンフレットで攻撃する、ライバルとなる「○○マークタワー」のスタッフたち。そこに、連休明けくらいから三田の人通りが多いところでやはりビラ配りが目につくようになった「○○リーナ三田」のスタッフたちも参戦し、まるで大学の入学式後のサークル勧誘のような状況。
ふと見上げると、「芝浦○○タワー」のすぐ上には、「○○マークタワー」の「ここ左折」のOOH。ここに寄らずに左に曲がってくれ、という情念が伝わってきて、かなりコワイ...
興味があったので物件近辺にクルマを走らせてみたが、なんと「芝浦○○タワー」の現地近辺でも、「○○マークタワー」の看板を持った人たちが自分たちのモデルルームの方向に賢明に誘導しようとしている。
いや〜まさに「戦争」ですね。
p.s. そういえば、湾岸戦争に関してはジャン・ボードリヤールのこんな本がありましたね。全然違いますが...
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4314005645/
http://seijotcp.hp.infoseek.co.jp/text/globalism.htm
