そういえばあれから15年

gilles-nao2009-08-22

土曜日の大学の先生業が夏休みのおかげで、今週も土曜日は、Power PointもSPSSも一切さわらず完全休業モード。
昼は同居人の知人のお見舞いの関係で久しぶりに多摩川近辺に行き、夜は私のスパイシーな味覚モードの関係で久しぶりにCouscousを楽しむ。

そういえば、今週の日経ビジネスの記事には感慨深いものがあった。

「坂井直樹氏は、『資生堂の熱心なファンは、全体平均よりテレビ広告が効果的な人たちで、感覚が保守的』と評する。つまり資生堂は、テレビをよく見て生活や時間に余裕がある層には好かれる傾向が強いが、それ以外にはあまり支持されていない可能性がある」
日経ビジネス 2009.8.24 p.30)

「テレビ広告が効果的な人たち」「テレビをよく見て生活や時間に余裕がある層」が特徴的な一セグメントとして数字に出てきたり、議論されたりする時代がいずれ来ることは、1990年代中頃にインタラクティブマーケティングに取り組み始めた頃、よく議論していたテーマだったが...あれから15年か。