そういえばダレスバッグ

gilles-nao2010-04-11

ダレスバッグを使い始めたのは、2001年の夏に、あるコンサルティング会社に転職したときだった。
それまでは、どちらかというと、あまりオーセンティックなビジネスからは少し外した路線のデザインの鞄を使っていた私だったが、そのコンサルティング会社の規定で「鍵付きの鞄の使用」が義務づけられており、私が当時持っていた鞄がその条件にあてはまらず、いろいろ探したのだが、ゼロハリなどにどうも興味を持てずにいたところに、鈴木貴博さんからダレスバッグを教えてもらったのがきっかけだった。
そのときに買って、以来昨年の冬まで8年以上使い続けてきたのがこの鞄...


ワーキングディをほぼ毎日出動し、分厚いチャートを数多く突っ込まれ、しかも持ち主がかなりアバウトな性格なのでたいした手入れもしてもらえず...にもかかわらずよくここまで持ったと思う。しかしながら、昨年の冬についにサイドの革に破れが出てきて、愛着があったのでいろいろ修理を試みたが、サイドの革全体がかなり弱っているので難しい、ということがわかり、泣く泣く、機内持ち込み用に買ったHARTMANNのAviator Leatherでつなぎながら、ゆっくりと次のダレスバッグを探していた。

で、本日ようやく購入を決意したのがこの鞄...


この写真だといまいち感じが伝わらないので、この鞄のメーカーである土屋鞄製造所のウェブサイトから引っ張ってきた写真も...


ようやく次のダレスバッグが見つかり、財布は軽くなったが、少しほっとしたところ。