そういえばネス湖のフラッシュバック

二日目は、ここのところ加速性能がいまいちのクルマに乗っていることから来る未充足ニーズの解消のために、少々スポーティなクルマを借りることにする。
(ちなみに、ここでクルマを借りたのだが、ホテルまで届けてくれ、対応してくれた方も感じがよく、価格もリーズナブルだった。)
北海道が地元の友人二人から、前の晩にそれぞれドライブコースのお勧め情報をいただく。そのやりとりの中で、「ネス湖と似ている」「山系ワインディングロード」のキーワードに惹かれ、「支笏湖」に向かった。
途中、さすが三連休の最終日だけあって渋滞したりもしたが、発進時の加速がすばらしく快適。湖についたところで幌を開けて乗ったら、いや〜気持ちいい。このクルマ、欲しいなぁ(笑)


支笏湖は、水の美しさ(透明度が日本一とのこと)と周りの山の織りなす風景とから、神秘的な雰囲気。
確かに、昔インバネスネス湖を訪れたときの、「この世のものでない感じ」がフラッシュバックする。


ドライブから帰った後は、同居人が用事ででかけている間に、私はホテルでiPad読書と遅めのシエスタを楽しむ。

同居人が戻ってきて時間が少し遅かったため、深夜営業のお店を探し、いつものパターンだが、ご当地名物料理の連続で、今日は「夜空のジンギスカン」へ。
正直、名前はいまいちだが、ここはラムだけでなく、エゾシカも楽しめる。
どちらも実においしく、ビールやワインと合う。そして、店が落ち着くのもよい。



最後は、北海道が地元の友人がtwitter経由でお勧めしてくれた「BAR YAMAZAKI」へ。

店をめぐるブランドストーリーは、マスターで今年89歳の山崎達郎さんが間違いなく中核なのだが、店に行ってみると、実はマスターも「チームの一員」。
他のバーテンダーさんたちも、それぞれいいキャラが立っていて、お互い連携しながら「BAR YAMAZAKI」の体験を創造している。
このチームワーク、いいなぁ。
マスターには手品を見せていただいたが、手品の腕も見事ながら、そこで使われているトランプがなんとピカソの絵柄。また、隣の人が噂の切り絵をつくってもらっていたが、ハサミでデッサンをできるのって凄い。
アーティスティックなバックグランドがある方だなぁ、と思ったら、もともと絵を学ばれていたんですね。


いまさらながら、ですが、札幌、実に深いです。