あれは2000年の春頃...某SI会社さんが「CRM」をテーマにしたプライベートセミナーを開催するにあたり、その基調講演を仰せつかったことがあった。もうネットを検索しても当時のデータが見つからないので定かではないのだが、確か東京、大阪、札幌、福岡に行った記憶がある。
当時は、某SIPS企業の経営陣の一人だったため、いつも分刻みのスケジュールだった。したがって、そのときの札幌も、高校時代の修学旅行以来20年ぶりに訪れたにもかかわらず、確か昼直前に着く飛行機で入り、午後一で基調講演が終わったらとんぼ返り...いわゆる札幌グルメを楽しめなかったことを覚えている。
今回は、休暇で札幌に来たので...ふふふ、なんとなく、あのときのリベンジモード。
昼に札幌についたら、まずは噂の「金寿司」に。
地元のおいしい魚を楽しめればいいや、くらいのつもりで伺ったのだが、今井さんの握るお寿司はアイディアに満ちていて素敵だった。
たとえば、ホッキ貝などをほんのり炙って香ばしくするとか、甘海老の味噌を海苔巻きででいただく(ちょうどフランス料理のソースをパンでいただく感じ)とか、中トロの握りに少しだけ沢庵を挟んで旨みを引き出すむとか...。
こういったアイディアが、確かにユニークだが、実は奇をてらっているわけではなく、いずれも素材が本来持つ特性に素直に向き合ったところから出ているところが見事だった。
その後、サッポロファクトリーで「開拓使麦種（ピルスナー）」と「レッドスター（アルト）」を楽しんでから...
...チェックインしたホテルで、いつものように、到着してから始まる現地情報の収集...。
で、情報収集の結果、夜は、昔友人から教えてもらった「さっぽろジンギスカン」に行くことにした。
期待通り、焼きすぎないくらいで肉の旨みが出るラムが、ビールと合って素晴らしい。といいながら、途中からワインに変えたのですが。
そんな間にも、twitterで友人やフォローいただいている方々から続々と情報をいただき、時間と胃袋がいくらあっても足りない状態に。
せめて、もう一日長くお休みをとっておけばよかったなぁ。
